もし外出中に震度7の大地震が発生したとき、あなたはどこにいても、冷静に命を守る行動をとれますか?もしかしたら、大地震が発生すると慌ててしまい、最初に何をすべきかパニックになるでしょう。
そこで本記事では、普段の生活で遭遇する可能性がある車の運転中で、命を守るために必要な避難行動や注意点をわかりやすく解説します。事前知識があれば、地震発生時にも落ち着いて行動できるはずです。
本記事を参考に、命を守るための行動を確認しましょう。
車の運転中に大地震が発生したときの3つの避難行動と注意点
気象庁によると、震度6弱以上なると立っていることが困難になり、震度6強や震度7では手足を地面や床などにつけないと動けず、場合によっては飛ばされるケースがあります。
参照元:気象庁|震度について
車の運転中はおおむね震度5で揺れに気付き、震度5強で運転が困難になるといわれています。
引用元:国土交通省|運転中に、地震を感じたら
もし、車の運転中にこうした大地震が発生したら、以下の3つの行動を取りましょう。
実際に、車の運転中で地震が発生すると、以下のようなシチュエーションに陥ります。
さすがにさっきの地震は、車の運転中で赤信号で止まろうとしてから左右に大きく揺れ始めたからびっくりしすぎて💦
心臓に悪かった😅しかも緊急地震速報鳴るし
引用元:X(旧Twitter)
車運転中の緊急地震速報ビビった!
青森、岩手で震度5弱です……
深夜の地震は怖いよね、お気をつけください。
引用元:X(旧Twitter)
社用車を運転中、目眩のような感覚に陥り、ブレーキを踏んだ。
どれだけペダルを踏んでも『ぐわんぐわん』という感覚は強まるばかりで、ようやく大地震だと気づいた。
車も家も電柱もうねるように揺れ、この世も終わりかと思った。
引用元:X(旧Twitter)
8年前のあの日、はな・はる・フェスタの練習に行っていて練習中に熊本で地震との話題が出ました。
帰り道、初めて運転中に緊急地震速報を聞き、自分も周りの車もが速度を落とし、熊本がまた揺れたと知りました。
引用元:X(旧Twitter)
普段うちの住む山間部では、地震のときでも揺れよりも「ドーン」と地響きのような音が聞こえるんだけど、今日は車の運転中に子の携帯のアラート音の後、ユサユサと揺れて、子を守らないといけないし、他の車の人も戸惑ったのか携帯見ているのか動きが変だし、本当に怖かった。怖くて吐きそう😫😵😨😲
引用元:X(旧Twitter)
地震が発生したら安全な場所へ停車する
地震の揺れを感じたら、まずはハザードランプを点灯させて周囲の車に注意を促し、徐々に減速してください。その際、急ブレーキは危険なのでやめましょう。
減速したら、道路の左側に寄せて停車します。停車する場所として、高架下や橋の上、トンネル内といった崩壊の危険がある場所はできる限り避けてください。
もし可能であれば、駐車場や空き地などの広い場所に停車しましょう。
揺れが収まったらエンジンを停止し避難準備をする
停車後は、エンジンを切り、サイドブレーキをかけて揺れが収まるまで車内で待機します。
揺れが収まったら、スマホやカーラジオなどで情報を収集し、指示を待ちましょう。
車を離れて避難する
道路が崩壊して避難が必要な場合は、車を安全な場所に置き、徒歩で避難しましょう。その際、車のキーはつけたまま、ドアロックはしないでください。なぜなら、車の停車場所が緊急車両の通り道となる可能性があるためです。
車から離れるときは、窓を閉め、財布や車検証など貴重品を持って避難します。
大地震が発生しても落ち着いて避難行動しよう!
地震はいつ、どこで起きるかわかりません。ただし、いざという時に本記事で紹介した知識があれば、地震発生時にも冷静な判断ができます。
ぜひ、学んだ知識を活かして、命を守るための行動をしましょう。